理事長ごあいさつ

地域に根ざし、地域に愛されるこども園を目指して

社会福祉法人若草会 理事長
石原重浩
 社会福祉法人若草会は、昭和33年に前身である財団法人若草会の認可を受け発足いたしました。平成20年に社会福祉法人化を図り、現在に至っています。運営しております「西園保育園」「あずま保育園」の2園は、2016年(平成28年)4月より幼保連携型認定こども園「西園こども園」「あずまの森こども園」として開園することになりました。
50年間地域の子どもたちの成長を見続けてきた「西園こども園」
 西園こども園は、昭和30年4月、伊勢崎市在住の経済界の有志が、現在の若葉町、当時の西園町に、太平洋戦争後の日本の復興のため、懸命に働く人たちのお子さんを保育するための保育園を建設し、開園いたしました。以来、50年間、若葉町の地で、子どもたちの幸せと、健全な発達を願いながら保育を続けてまいりましたが、50年の歳月を経た木造園舎の老朽化に伴い、平成17年4月に、市内安堀町に、土地約2000㎡・建物970㎡・定員120名の新園舎を建設いたしまして、新たな気持ちで保育を始めてから12年になります。西園こども園は、市内北西の、広瀬川・お富士山古墳・JR両毛線・ラブリバー親水公園に囲まれた静かな田園地帯にあります。広瀬川の対岸は、オートレース場やモールなど商業施設の立ち並ぶにぎやかな地域ですが、園舎は畑や林に囲まれた緑豊かな場所にあり、子どもたちは静かな環境の中でのびのびと生活をしています。
広々とした園庭を持つ「あずまの森こども園」
 また、平成23年4月からは、市内、田部井町にあります伊勢崎市立あずま保育所を、市保育所民営化事業により、新たに定員150名の「あずま保育園」として開園いたしました。あずまの森こども園は、敷地5000㎡内に、広々とした園庭・園舎を持ち、あずまの森学童クラブを併設しています。園の周りは新しい住宅地になりつつありますが、周辺は神社の森をはじめ緑豊かな田園地帯の様相を残しています。このような環境の中で子どもたちは笑顔で元気よく育っています。
大地に強い根をはる大樹のように育てたい
 乳幼児期は、樹に例えれば大事な大事な根っこにあたります。この根っこをしっかり育てないと大きな木にはなりません。とかく生活環境、社会環境の実体験の不足、経験不足、体力不足が取りざたされる子どもたちですが、集団での保育の中で豊かな実体験をさせ、心身を鍛え、笑顔で目を輝かせて遊ぶ子どもを育てたい、大地に強い根を張って将来幹の太い葉の茂った大樹になるような子どもを育てたい、私たちは、これからもこのことをよく考えながら保育と教育を続けてまいります。また幼保連携型認定こども園として、地域の皆様の子育ての支援も充実させていきたいと思っています。 保護者の皆様、地域の皆様、私たちは今後も地域に根差した、地域に愛されるこども園であり続けたいと思います。これからも両こども園にご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

教育方針

保育の礎は「信頼と愛」。子どもたちのためにできることを常に考え、実践しています。

法人概要

1955年から長きに渡り、地域の子どもたちの夢と未来を育んでいます。

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